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2022-03-30 [ゆめ]

 昼夜の寒暖差はありますが、お昼のポカポカな陽気が春を感じさせてくれます。
 
 今日は水曜日。お集まりに参加した後は園周辺の散歩に出掛けました。水分神社の方を向くとピンク色の華やかな景色が沢山見られ「桜だね」と言葉を掛けると「あっ!(見つけた)」というように指を差し喜んでいる子ども達です。更に歩き進めていくと「あっ!」と何かを発見した様子の夢組さん。その視線の先を見てみると、子ども達の目線でしか見えない高さの隙間から、子犬がぐっすりと昼寝をしていました。「ねんね」と寝ている事に気付き、皆で「シー……ばいばい」と静かに手を振ってその場を後にしました。その後もホトケノザやナズナ等、春ならではの自然物を手に持ち、ほとんどの子が最後まで誘導ロープを持って歩く事が出来ました。

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 進級に向けた取り組みとして、朝は手拭きタオルを自分のマークのところへ掛けたり、オムツやズボンのが着脱にチャレンジしています。タオルに付いているループを小さな手で広げ、腕を伸ばして引っ掛けようとする後姿は、「頑張れー!」「あと少し!」とついつい真剣に応援してしまうほど可愛らしくあります。引っ掛ける事が出来た達成感から、ぱあっと明るく振り向く子、「できない」と訴えるような視線を向ける子など、沢山の表情や思いが見られる毎日です。着脱面でも「オムツを替えようね」と呼び掛けると、自分からオムツ替えの場所までやって来て、「よいしょ」とズボンを足首までおろし、次は座りなおしてみたりと、それぞれが出来る事に繰り返し取り組んでいるので、私たち保育教諭もさり気ない援助でやる気や姿を見守っています。

 いよいよ、今年度も残り一と日なりました。一年を振り返ると「あんな事があったな」「こんな事が出来るようになったな」と子ども達との思い出が昨日の事かのように思い出されます。保護者の皆様のご協力があってからこそ、この一年間を無事に過ごす事が出来ました。改めてありがとうございました。

0歳児 夢組担任