SSブログ

表面張力の実験をしたよ [つき]

 今日は朝から曇り空でムシムシとした暑さはあったものの、いつもよりは少し涼しさを感じました。活動では1限目にサイエンスで水を使った「表面張力」の実験に取り組みました。以前、水を使って光の屈折の実験を行ったことを振り返ると、「あー!」「紙が消えたよね」等と思い返す様子が見られました。今回は水でどんなことをするのか、まずはプリンカップや水、プラスチックの板を見せ、「この道具を使って、表面張力っていう実験をするよ」と伝えると、子ども達は「表面張力ってなんだろう」とその難しい言葉や何をするかに興味津々な様子で話を聞く姿が見られました。実験をスタートする事を伝え、保育教諭がプリンカップに水を入れ、その上にプラスチックの板を被せたものを見せました。「これをひっくり返すとどうなるでしょう」と問いかけ、こぼれるかこぼれないか、どっちかに手を挙げてもらいました。すると半々に分かれ、どうしてそう思ったのか、質問していきました。こぼれないと思った子は「板がくっつくから」「糊みたいにくっつくから」等の話をしてくれました。そして、さっそく実践してみました。保育教諭がカップをひっくり返し、プラスチックの板を押さえていた手を離すと・・・水がこぼれませんでした。その様子を見て「すごい」「えー!」と拍手をしながら驚く様子が見られました。次はプリンカップに穴が空いていると、同じようにした時どうなるかという事をしてみました。すると、水はこぼれてしまい、「やっぱり」「空気が入ったからかな」等の様々な声が聞かれ、穴が空いているとこぼれるということを学んだ様子でした。最後は、グループに分かれ、実際に自分たちでやってみました。一人ずつ順番に取り組んでいきましたが、ひっくり返してカップがひっつくと、その様子を見ていた子どもが「すごい」と拍手をしたり、「成功したね」と会話をし合ったりしながら、実験を楽しむ声がたくさん聞かれました。DSC06350_200.jpgあっという間に時間は過ぎ、終わる事を伝えると「先生!楽しかったね」という子もいて、とても嬉しく感じました。
 2限目はプール遊びでしたが、残念ながら雨が降り、中止となりました。「何で降ってきたのかな」と残念そうにしていた子ども達でしたが、室内でも好きな遊びをゆっくり楽しむことができ、満足そうにしていた月組さんでした。来週は色水遊びがありますので、また行事を楽しみに登園してきてほしいなと思います。
4歳児 月組担任