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空気砲で遊んだよ! [つき]

 今日はサイエンスの活動で空気砲遊びを行った月組さん。前回初めて空気砲に触れると想像以上の空気に驚き、風のように感じることが楽しかったようで、今回は「置物を用意して、それを空気砲で倒して遊びたい!」というリクエストに応え実践してみました。今回の為に図工の時間に手作りで紙コップの玩具を作り、トイレットペーパーの芯や牛乳パック、スズランテープのカーテンなど子ども達が自分で考えた「空気砲で倒せそうなもの、空気が当たる様子が分かりやすそうなもの」を集め準備をし、今日の活動を楽しみにしていた子ども達。
 さっそく、それぞれ始めに試してみたい置物のコーナーに自由に行き、段ボールで作った空気砲を当ててみると…。どの置物も予想とは異なり中々倒れない様子。「先生、倒れないー!」と不満を表す子ども達でしたが「どうすれば倒れると思う?場所を変えてもいいし、テープを使って置物をくっつけて大きくしたりしてサイズを変えてみる?」と声をかけると、ぴんときたようで友達と一緒にあれは?これは?と試行錯誤を繰り返し「長くしてみた!」「高さがたりんけん、下に台を置いてもいい?」「叩く力を大きくしてみる!」「叩く位置が悪いんかなあ。」等と沢山の気付きや考えが飛び交い、バンッと大きないい音と共に「倒れたー!!!」の声。それからはコツを掴んだようで次々に置物を倒す事が出来、表情も晴れやかに「次々!」とワクワクしたものに変わっていました。
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 一つの活動も、子ども達のひらめきや気付きからさらに広がり、またどのようにすれば良い方向になるかを考え、友達と協力しながら活動を進めることができたこと、子ども達にとっても楽しく遊びながら学ぶことに繋がり、また私たち保育教諭も子どもの可能性や成長を実感することができた良い時間となりました。最後のまとめの時間にも自分の考えを自信を持って発表する姿が多く「またやりたい!」と次回へ期待をする声も聞かれ、嬉しく思います。4歳児として、ただ遊ぶだけでなく、子ども達の想像力や考察力に繋がるような活動や声掛けをこれからも工夫して行っていき、また一緒に楽しい気持ちを共有していきながら、様々な経験を増やしていけたらなと思います。

                  4歳児 月組担任