探検だ！

　梅雨に入り、毎日雨ばかりで残念そうにしていたそら組さんですが今日は久しぶりに晴れ。天気が良いことが嬉しいようで「先生！今日サニーだね！」と最近覚えた英語を使いながら朝から嬉しそうに話す姿がありました。今日は以上児さんで行うお集まりと戸外遊びにサイエンスがある日。サイエンスでも自然探しを予定していたので、晴れの天気がぴったりの思いきり戸外で活動を楽しめる一日となりました。
　さっそく外に出てお集まりに参加します。お集まりでは梅雨にちなんだ話を聞き、雨が降る時はどんな音が聞こえるか、梅雨の季節に見られる自然はどんなものがあるかなどたくさんの話を聞きました。以上児の中でも1番のお兄さんお姉さんのそら組さんはしっかり話を聞き「ポツポツとかザーって音がする」「かたつむりとかカエルもいる」などと元気よく発言する姿がありました。最後にはパイナップルの楽しいダンスを踊り、楽しく参加できたそら組さんです。

　お集まりを終えると分園舎へ行き、身支度を済ませて高尾山へのお散歩に出発です。久しぶりの散歩にテンションが上がり、さっき聞いたばかりの梅雨の自然を探すと意気込んでいた子ども達。すると分園舎を出てすぐのお家の庭に紫陽花が咲いているのを発見！「みんなあったよ！」「紫だ」とみんなで集まって観察し、まだ蕾の紫陽花も「こっちは何色？」「白じゃない？」と予想しながら楽しむ姿がありました。その後も道を進んでいくといくつも紫陽花を発見。するとそこになめくじやかたつむりがたくさんいるのも見つけ、そっと手に取ると友達同士で見せ合いながら大興奮の子ども達でした。
高尾山に行くまでにたくさんの自然を見つけることができ、子ども達のテンションもさらに上がっていったようで、広場に着くとその高まった気持ちを放つように勢いよく走り回るそら組さんでした。そんな広場には前回行った時にはまだ咲いていなかったシロツメクサが辺り一面に。持って行っていた図鑑にお花の冠や指輪の作り方が載っていたのでみんなで摘んで作りました。「こんなに集めてきたよ」と両手いっぱいのシロツメクサを地面に広げ、冠を作るのは難しいようでしたがお互いの指に指輪を作ってはめ合い、お姫様になりきる子どもたちでした。最後にはお花の冠も被り笑顔でカメラにハイ、チーズ。思い切り遊ぶ事ができて、とても楽しい1日になったようです。
　
　これからまだ梅雨の季節が続きますが、晴れ間を見つけて戸外での活動も楽しんでいきたいと思います。

　5歳児　そら組担任