初めての外練習

　7月から運動会練習を頑張っているそら組さん。9月からは気温に応じてホールではなく園庭に出て練習をする予定でしたが、昨日は雨でできませんでした。そんな今日、午前中から雨予報でしたが、予報よりも雨が上がっている時間が長かったので初めて外で練習を行うことができました。外で練習ができることを聞くと「やったー！」と声を上げて喜ぶ子ども達。いつもと違う環境での練習に期待を持つ姿がありました。

　さっそく練習を始めようと自分の位置につき、しっかり前のドラムメジャーの友達を見て準備をしていたそら組さん。ですが、ホールと園庭とでは広さが違う為、どうしても場所を広く使う事ができずぎゅっと寄って並んでしまう姿がありました。声をかけられると気づいて間隔を取ろうとしていましたが、隊形移動を挟むとまた寄ってしまい・・・となかなか慣れない様子がありました。2回目は目立って寄ってしまう姿は少なく、少しずつ感覚をつかめてきた様子の子ども達。すると今度は、ホールのように音が響かないことから音がズレるようになってしまいました。リズムはしっかりと覚えているので覚えたリズムを鳴らそうと演奏しますが、その分自分のペースで鳴らしてしまい周りとズレてしまう姿が。基本としていたドラムマーチがズレてしまい、子ども達も少し気持ちが沈んでしまう様子もありました。
　雨が降り始めたので早目に分園舎へと戻りましたが、まだ少し表情が暗いそら組さん。今日が初めての練習だったので、今日やったことを覚えて次頑張る気持ちを持てば大丈夫だということを伝えつつ、できなかった部分、不安に思っている部分を練習していきました。同じパートの友達を集めて「せーの！」と合図を出してドラムマーチの練習をする子、立ったりしゃがんだりする部分を合わせようと一緒に動きを練習する子などそれぞれが一生懸命練習を頑張る姿を見せており、改めて子ども達の頑張りたい気持ちが伝わる時間でした。分園舎での練習で少しずつ自信がつき、「次の月曜日頑張れそう！」と笑顔で話していた子ども達です。

　給食後は自由遊びの時間を取り、ブロックや絵本で楽しく遊んだ子ども達。また来週から練習が始まるので、子ども達の頑張る気持ちを褒めながら、外での練習でも感覚をつかめるよう声をかけていきたいと思います。