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ボール取りゲームに挑戦! [たかお日記]

 今日から2月になりました。1年のうちに一番寒い季節となり、朝の田んぼ広場には霜が降り一面真っ白になっていました。しかし、太陽が顔を出すにつれて少しずつ寒さが和らいで、子ども達が外に出る頃には過ごしやすい気温になっていました。
 DSCN5352_200.jpg最近の花組の子ども達は、「むっくりくまさん」や「椅子取りゲーム」などルールのある遊びが少しずつ出来るようになってきました。なので今日は、田んぼ広場で新しいルールのある遊びで「ボール取りゲーム」に挑戦しました。初めに子ども達に分かりやすいように、保育教諭がゲームをしながらルールの説明をしました。2チームに分かれて、ボールを自分のチームのフラフープの中に多く入れた方が勝ちというルールです。最近の子ども達は、ルールはわかって勝ち負けも理解できるようになった分、負けた時の悔しさから大泣きしたり怒ったり、途中からゲームに参加しない子が何人か出てくるようになりました。その為、保育教諭同士で、実際にゲームをして負けたチームの一人の保育教諭が「えーん!負けちゃったー!もうしない!嫌だ!」とわざと大げさに泣いたフリをしました。するとそれを見ていた子ども達は「泣かないよ」「大丈夫だよ」「次頑張ればいいんだよ」と声をかけていました。「勝ったり負けたりするのが楽しいゲームだから最後まで頑張ろう」という約束をしてから、早速ゲームを始めました。

スタートの前に自分のチームの色のフラフープ確認してからゲーム開始!一斉に子ども達はボールに向かって走っていきます。ボールを上手に自分のチームのフラフープに入れていくのですが、勢い余ってボールが外にどんどん出ていってしまいます。保育教諭が慌てて声を掛けるとそっと置くようになったのですが、次は間違えて相手のチームのフラフープの中にボールを入れてしまう子が何人かいました。また、ボールを取られないようにと自分のお尻の下に隠してしまう子や、せっかくボールを持っているのに、途中でボールを落としてしまう子など様々。それでも2回戦目になるとルールをみんな理解してきて楽しくスムーズにゲームが進むようになりました。しかし、負けた悔しさから大泣きしたり、怒ってひっくり返ってしまう子が数人いました。勝つ嬉しさを知っている分、負けた時の悔しさが嫌のだと思うのですが、少しずつ勝ったり負けたりする楽しさを感じながら、みんなで楽しくゲームが出来るようになればいいなと思います。

           2歳児花組担任