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嬉しいお餅つき [つき]

今日はみんなの楽しみにしていたお餅つきの日。部屋に入ってくると「今日はお餅つきでな?」「いつ食べれるん?」と子ども達はソワソワしています。朝の会では「もちつき」の歌を歌いました。「ペッタン ペッタン ペッタンコ!」と杵を持った真似をしながら元気よく歌っていました。
 そら組から順に餅つきを行い、とうとう月組の番になりました。手を綺麗に洗って、手が汚れないように手を合わせて待ちます。「他の所は触らないようにしようね」と声を掛け「できるよ!」と自信満々に答えていた子ども達でしたが、すぐに鼻や髪の毛を無意識に触ってしまい、多い子は4回も洗い直しをしていました。
餅つきの部屋に着くと、お手伝いに来ている老人会のおじいちゃんおばあちゃん達に元気よくご挨拶。始めはお餅をこねていきます。テーブルの上に餅がくっつかいように粉がまいてありました。それを見て「先生、これ片栗粉?」と一人の男の子が質問してきました。「片栗粉って良く分かったね」と聞くと、「サイエンスで使ったもん!」と言っていました。以前にディリープログラムのサイエンスで片栗粉を使ったダイラタンシーという実験を行ったことを覚えていたのです。実験を楽しく行っているのですが、どれほど子ども達の心に残っているのかと疑問に思っていました。しかしこうやって日常の中でサイエンスで学んだことをちゃんと結び付けているのだなと嬉しく思いました。
出来立てのお餅がテーブルにくると「わあー!」と歓声が上がりました。老人会のおばあちゃん達が子ども達に一つずつちょうどいい大きさに餅をちぎっていきます。お餅を受け取ると「あったかい」「柔らかい」と餅の感触を楽しんでいました。
CIMG3617_200.jpgそしていよいよ、お餅を一緒についていきます。おじいちゃんやお手伝いのお父さんに援助されながら杵を持ちます。「ペッタン ペッタン ペッタン」の掛け声と共に勢いよくついていく子ども達。待っている子たちも一緒に掛け声を言ったり手を叩いたりととても嬉しそう。つき終わった子は、「重かったね」「軽かったよ」と杵の重さの感想を友達同士で教えていました。
みんなでついたお餅はおやつの時間にぜんざいで食べました。柔らかいお餅を美味しそうに食べていました。

              4歳児つき組担任