よいしょ、よいしょ

　朝は天気が良かったのですがだんだんと雨雲が増え、活動前に雨が降り始めてしまいました。そんな空を見て「雨が降ってるね」「お外行けないね」と少し残念そうだった子ども達。ですが、以上児さんは新聞紙遊び、未満児さんはサーキット遊びをする事を伝えると「やったー！」とパッと表情が明るくなっていました。

　未満児さんは山形にしたマット、トンネル、室内用フープを組み合わせてサーキットを作りました。最初縮んでいたトンネルを長く伸ばすと「わぁ！」と手を叩いて喜ぶなど、とても興味を持っている様子を見せていました。さっそく”どうぞ”の合図で始めると、それぞれ自分のやりたい場所へ一目散に向かっていった子ども達。登園時慣れない土曜保育で寂しさから泣いていた子も涙を拭き、軽い足取りでトンネルの方へ向かっていました。トンネルでは入り口と出口のところへ保育教諭が付いていると、真剣な表情でハイハイして中へ入っていき、出口の保育教諭の顔が見えるとキャッキャと笑いながら嬉しそうに出てきました。フープは並べて置いていると、まだ両足ジャンプが難しい子が多かった為触ろうと持ち上げる姿が多くありましたが、両足ジャンプをして見せると、まだ足が浮かないものの上手に真似をする微笑ましい姿がたくさん見られました。

　そして、今回特に興味を持っていたのはマットの山。手と足を上手に使って山を登り、登り終えると立ち上がって嬉しそうにしたり、すべり台のように滑って降りたりと、全く恐怖を感じることなく何度も繰り返し取り組んでいました。室内でも汗をかく程たくさん体を動かした子ども達。外には出られませんでしたが、たくさん楽しめたようです。

２歳児　花組担任