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色が変わった! [そら]

 今日は雨が降っていることもあっていつも以上に寒い日。上着を羽織ってくるお友達も増え、冬が深まったことを感じます。
 火曜日は以上児クラスでのお集まりがある日ですが、雨が降ってきたのでお休み。その後の戸外遊びも室内遊びに変更し少し残念がっていた子ども達でした。ですが、サイエンスでは久しぶりに実験をすることを伝えると、さっきの残念そうな表情がころっと変わり、とても楽しみにする様子がありました。

 そんな今日のサイエンスは色水実験。ナスの皮を使って出した紫色の色水が、2つのある身近な液体を入れると変化するというものです。その2つの液体はなにか子ども達に見せてクイズを出すと、「石けん水!」と1つ目は見てすぐにわかり正解。もう一つは漢字で書いてあったため「油?」「みりん?」とお家で料理をしている様子をよく見ているのか、容器が似たようなものの答えが返ってきました。ヒントは”みんなが食べたことがあるもの”ということで、味見をして当てていきました。すると、「ポン酢!」「餃子のたれや」「お酢」「カボス」と様々なすっぱいものを答える子ども達。正解はお酢でしたが、たくさんの惜しい答えを出してくれました。実験では、まず水にナスの皮を入れて色を出していきます。だんだん紫色になっていく様子を「すごい!」と楽しむ子ども達。それだけでも楽しかった様でした。
CIMG3555_200.jpgいよいよ石けん水とお酢を混ぜる時です。隣りの席のお友達とペアになり、お酢か石けん水か役割分担をしてナスの色水に混ぜていきます。「〇〇くんが先ね」「一緒に入れよう、せーの!」とタイミングは様々なでしたが、「青になったー!」「見てお酢はピンク!」と一斉に喜ぶ姿が。紫色だったことが嘘のように大きく変わり、大喜びの子ども達でした。変化した色水を友達と見せ合い、最初ナスの皮から出した紫色が濃かったほど色が鮮やかに変わったことやピンクはピンクでもオレンジ色に近かったりと、小さな違いにも気付いて発表したりとたくさんの発見も楽しめたようです。

 いろんな発見をしたり不思議に思ったりと毎回楽しそうに取り組むサイエンス。これからも子ども達が喜ぶようなおもしろい実験を行っていきたいと思います。

5歳児 そら組担任