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鬼は外!福は内! [そら]

 今日は124年ぶりという2月2日の節分です。
朝登園すると「今日、節分なんでな」「今年は泣かないよ!」と豆まきを楽しみにしている様子がありました。手作りの鬼のお面を付けて田んぼ広場へ出発です。以上児3クラスが集まると、それぞれのクラスの個性溢れる鬼のお面が沢山で賑やかな光景となっていました。そしてまず、保育教諭の話を聞きました。節分がどういう日なのか、鬼にも5種類の色の鬼がいて、それぞれに意味があることを教えてもらいました。また、鬼を退治する為に家に飾る『ヒイラギ イワシ』や豆まきの魔除けの意味も教えてもらいました。話の最中にも鬼が現れるのではないかと、ソワソワと落ち着かない様子。「高尾山から来るのかな??」と辺りをドキドキと見渡す子どもたちでした。そして豆を貰うと、いよいよ豆まきの時間です。「シャンシャンシャン」と音がすると赤と緑の鬼が田んぼ広場に登場しました。すると、さっきまで強気な様子お友達も「キャー!!」と言って鬼から遠い方へと逃げていく姿がありました。怖がって泣いてしまうお友達や保育教諭の後ろに隠れる姿もありましたが、勇敢に豆を持って「鬼は外!」と鬼に向かって豆を投げる姿もありました。
DSC04257_200.jpg子ども達が一生懸命豆まきをすると鬼は逃げていき、その姿を「本当にいなくなったかな?」と不安そうに最後まで見送る子、「ばいばーい」と最後まで元気に豆をまく子と、豆まき一つでいろんな表情を見せてくれました。最後に保育教諭から「鬼がいなくなると次は何がやってくる?」という質問があると、また何か登場してくるのかと恐る恐る後ろを振り返る子ども達。ですが、鬼を追い払った後にやってくるのは「福の神」。保育教諭が見せる優しい表情の福の神に子ども達も安心した表情で節分という行事を終える事が出来ました。
 2月に入り、発表会本番もあっという間にやってきますが、鬼を追い払った元気パワーで残りの練習にも取り組んでいけたらと思います。
                 5歳児 宇宙組担任